こんにちは、管理人のすえぞーです。
今回は、派遣社員の働き方を深ぼりして書いていきたいと思います。
昨今の派遣社員のイメージはあまりいいものではありませんね。
世間では、正社員になれなかった人がやる仕事だとか、仕方なくやっている仕事だとか言われています。
本当にそうでしょうか?
そういった人がいることは事実ですが、すべての派遣社員がそうではないと思います。
実際に、海外の派遣社員の待遇は悪いものではありません。
「派遣=プロフェッショナル」といった側面も見られます。
ここでは、派遣の仕事を上手く利用して、「自分のキャリアアップに役立てられるのではないか」
という事を考えていきたいと思います。
ここで紹介する事。
- 派遣の仕事をする前に考える事
- 派遣会社の登録方法
- 派遣で働く注意点
- キャリアアップ方法
- キャリアアップからの転職
を書いていきたいと思います。
派遣の仕事をする前に考えよう
ここでは、派遣の仕事をする前に一度立ち止まり、よく考えて行きたいと思います。
職種は?
まず、あなたのやりたい仕事、やってみたい仕事を考えてみて下さい。
派遣社員としてやっていけるのか?という事も含みます。
日本の派遣会社は約6万社もあるといわれています。これは世界から見ても異常な数らしいです。
逆にいえば、それだけあるのであれば、必ずあなたに合った派遣会社があるという事です。
そして、派遣会社にはそれぞれ得意な分野があります。
有名企業や一流と言われている企業などもあるし、社食が美味しいとかオフィスが綺麗だとか、あなたに合った派遣会社を是非とも選んでください。
収入は?
仕事をする前に知っておきたいのは、収入がどの位になるかという事ですね。
派遣に登録した場合は殆どが時給制です。
仕事をする前にいくつかの派遣会社のリサーチをしておくことをおススメします。
同じ派遣先でも時給が違うといったことも多々あります。
是非とも自分の価値を高く買ってくれる派遣会社を選びたいところですね!
待遇は?
派遣会社によっては交通費が支給されたり、福利厚生があったりと色々な待遇の違いがあります
待遇が悪いところで登録してしまうと、後々こんなはずではなかった、という事も…。
そうならないためにも、細かいところまで調べるという事が重要です!
「大手の派遣会社だから大丈夫!」ではなく、自分でもしっかりと調べることをおススメします。
あなたがこれから長い間、働く可能性がある会社です。しっかりと会社選びをして、安心して働いて下さい。
派遣会社に登録しよう
派遣会社のリサーチが終わったら、次は登録をしましょう。
派遣会社の登録のしかた
登録は簡単です。
それぞれのWEBページにアクセスして、登録画面にて入力するだけです。
費用がかかるという事もありません。
あなたのやりたい仕事があれば、そこで登録すればOKです。
入力後、数日で派遣会社の担当の方からメール又は電話で連絡が来ます。
その時に自分の希望を伝えれば、担当のほうであなたに合った仕事を紹介してくれます。
就業規則が見れるなら是非とも確認しておくことをおススメします。
派遣会社によって色々と条件が違ったりします。
複数に登録しよう
派遣会社への登録は、複数することをおススメします!
特に【1社しか登録できない】といった事はありません。
多くの派遣会社はWEBサイト上の入力だけで登録できます。
登録だけしておいて、自分の探している条件に最も近い会社を紹介してくれる派遣会社と契約すればいいだけです。
実際に2社以上の派遣会社に登録している割合は、派遣社員全体の約70%という統計結果が出ています。
実際に私も3社ほどの派遣会社に登録していました!
派遣が途切れずに、すぐに次の仕事ができました。
派遣で働く上で気を付ける事
あなたに合った仕事先が見つかったら、実際に働いてみましょう。
ただ、注意する事もあります。
ここでは、派遣先で働くにあたって注意する点、正社員との違いについて説明していこうと思います。
派遣先での注意点
派遣先で働いているあなたは、いわば派遣会社の代表です。
あなたの行動いかんによっては今後の対応が違ってきます。
あなたの評判が良い場合
- 時給のUP
- あなたが所属する派遣会社から派遣社員の追加
- 正社員への登用
あなたの評判が悪い場合
- 契約の解除
- 派遣会社からの解雇
- 損害賠償
以上の事が考えられます。
しかし、これは別に派遣社員だからというわけでは無く、正社員でも同じことです。
社会人としての常識があれば何も問題ない事です。
派遣と正社員の違い
- 責任の可否
- 休日出勤・残業
- 収入
- 時間
上記に4つほど書いてみましたが、派遣にも正社員にも、それぞれのメリット・デメリットがあります。
派遣と正社員の違いは下記に説明していますのでよろしければ参照ください。
キャリアアップしよう
ここでは、あなたがキャリアアップするために何をするべきかご紹介していきます。
キャリア形成支援制度
労働者派遣法の改正(平成27年9月30日)によって、派遣社員の「キャリア形成支援制度」というものが定められました。
これによって、派遣社員は無償でこの制度を受けることができます。
派遣で働くうえで、自分のキャリアを伸ばすことは重要な事です。
しかし、実際には何もしていない人が約4割、通信教育やセミナーを受ける人が約2割という統計があります。
チャンスがあれば積極的に挑戦して他の人より一段上を目指してみてはいかがでしょうか。
資格を取ろう
派遣会社によっては派遣社員の能力向上のために、通信教育やセミナーを行っています。
こういったものは、大抵が派遣会社主催のモノが多いですし、当然、無料です。
積極的に受けてみて、あなたのキャリアアップの糧にしましょう!
おススメの資格
- TOEIC
- 日商簿記検定
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
代表的な資格として上記の3点を記載しました。
どういう職種で働くかで、資格の内容も変わると思います。
あなたが働く職種に適した資格を探してみて下さい。
技術を磨こう
派遣先での仕事は、あなたにとって技術向上になるはずです。
違う派遣先に行ったとしてもその技術を駆使して必ずや役に立つことでしょう。
今までの派遣先の仕事内容をしゃべってしまうのはルール違反ですが、技術を使う事に制限はないので役に立つことは積極的に披露して自分をアピールするべきです。
仕事の分野が違っても、応用して技術が生きてくることもあるはずです。
特に、対人スキルなどは、職種に関係ないものです。
苦手という人もいるでしょうが、ここは仕事と割り切って頑張ってみましょう!
キャリアアップ後の転職
派遣で3~5年程の経験を積めば、あなたのキャリアは相当のモノになっているはずです。
その経験を武器に正社員を目指してください。
おススメする年齢層は20代後半~30代中盤位です。
30代後半になってくると、いろいろ条件が厳しくなります。
転職サイトを利用してみる
今の時代、転職するのに一人で探す、というのはなかなか難しいです。
派遣に登録するのと同じように転職サイトに登録して正社員の道を探すのも一つの手ですね。
そして、上記にも書いたように、年齢は20代後半から30代中盤位がおススメです。
なぜなら、企業先の年齢制限がだいたいその位だからです。
30代後半から40代だと、上司が年下という事が多いです。
お互い何かとやりずらいですよね。
30代後半からの人には上級職専門の転職サイトで正社員を目指す、という方法もあります。
中々に難しいですが、収入はかなり高いので目指してみてはいかがでしょうか。
常用型派遣になる
もう一つの手は、登録型派遣から常用型派遣に切り替えるという手段です。
- 派遣んの「3年縛り」がなくなる
- 時給から月給になる
- ボーナスや交通費が出る
- 福利厚生が充実する
簡単に説明すると、派遣会社の社員になるという事です。
キャリアアップすると、案外簡単になる事ができます。
派遣会社としても、優秀な人材は確保していたいからです。
登録型派遣と常用型派遣の違いについては以下のブログに詳しく書いていますのでよろしければご覧ください。
【派遣社員から見た】派遣ってどうなの?メリット・デメリットを調べてみました!
まとめ
以上、派遣社員を上手に利用して、自分のキャリアを伸ばす方法を書いてきました。
- 派遣の仕事をする前に考えてみる
- 派遣会社の登録方法を知る
- 働く上での注意点を学ぶ
- キャリアアップの方法
- キャリアアップ後の転職
以上を書いてきました。
派遣も働き方の1つです。
上手に利用することで、あなたの経験に必ず役に立つことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
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