こんにちは、管理人のすえぞーです。
わたしは研究職の派遣を15年ほどしています。
ここでは、研究職の派遣をしようとしている人に向けて発信したいと思います。
このブログでわかることは、
- 仕事の環境のことがわかる
- 働き方のことがわかる
- 収入面のことがわかる
それぞれの、メリットとデメリットを詳しく説明していきたいと思います。
仕事の環境
ここでは、職場環境のメリットとデメリットを、ご紹介していきたいと思います。
研究職の派遣という事ですので、そのほとんどが研究所での仕事になります。
大学や国の研究機関、企業の研究所など多岐に渡ります。
私は、某製薬会社の研究所を3カ所ほど経験しています。どこも綺麗な職場でした。
メリット
- キレイな職場が多い
- 福利厚生施設が使用できる
- サークル活動ができる
- 情報交換ができる
派遣先の研究所は綺麗な職場が多いです。
厚生棟と実験棟に分かれているところも多く、オープンスペースのオフィスなどの所も多々あります。
意外にそういった、お洒落な職場を目的で働く人も結構多いですね。
福利厚生施設として、食堂やフィットネスルームがあったり野球場やサッカーコート、テニスコートがあるところもあります。
職場によってはサークルをやっているところもあり、職後にサークル活動をしたりもできます。
そういった大きな研究所には、他の派遣会社からきている人も多く、いろいろな情報交換もできます。
今の時代、情報は武器になります。色々な人と交流して自分の価値を高めましょう!
デメリット
- 正社員・正職員との待遇が違う
- システムの仕様に違いがある
職場環境のデメリットとしては、正社員や正職員との待遇の差でしょう。
職場によっては、使用できるモノやシステムに違いがあります。
当然ですね。社内機密などもありますし、外に漏らせない大事なデータなどもあります。
派遣先に就職する前に色々な誓約書にサインしたりしますので、間違っても外に漏らさないように気を付けましょう。
これは、研究職に限ったことではありません。
派遣の仕事にはこういったものが多くありますので注意しましょう!
派遣環境のデメリットはこのくらいです。
あまり、デメリットというほどではありませんね。
働き方
次に、派遣先で働く時のメリットとデメリットを書いていきたいと思います。
正社員との違いについて詳しく書いています。
研究をしたいという人には物足りなさがあるかも知れません。
メリット
- 残業や休日出勤は基本無い
- 自分の時間が作りやすい
- 最先端の研究に携われる
- 責任を負わなくていい
メリットとしてまとめてみると上記のようになります。
派遣の仕事というのは基本、正社員の間に合わない仕事を手伝うという事が多いです。
ですので、残業や休日出勤は企業先の正社員の仕事になります。
代わりに、あなたにはその分の時間が自分の時間として利用できます。
空いた時間を使って資格の勉強や自分の趣味に使うのもいいでしょう。
企業先にもよりますが、最先端の研究の仕事を正社員とすることもあります。
自分のスキルアップにもなれますし、研究が好きな人にはこの上ない喜びではないでしょうか。
最後に、派遣社員には責任を負う必要がありません。
これは指示した正社員が取ってくれるからです。
わざと失敗するという事はダメですが、意図せず失敗してしまってもちゃんと報告すれば大丈夫です。
それも含めての派遣社員です。
デメリット
- 仕事がマンネリ化する
- 重要な仕事は任せてもらえない
デメリットとしては、仕事がマンネリ化してしまいがちな所です。
毎日、同じ実験をするということもざらにあります。
飽きが来てしまうかもしれませんし、せっかく研究の仕事をしているのに「思ったものと違う」と思う人もいることでしょう。
そして、あまり重要な仕事を任せてもらえない、という事も多々あります。
経験豊富で仕事ができる人ならば、任せてもらえることもありますが、それには年数を重ねないと難しい事でしょう。
収入面
気になるのは収入面ですよね。ここでは収入の事を書いていきます。
メリット
- 研究職の派遣は他の職種より時給が基本高い
- 研究職の派遣は人が少ないので切られ難い
一般的な派遣の時給は約1,450円だそうです。
経験者でも約1,500円となっています。
しかし、研究職の時給は安くても1,500円位からになります。
色々な資格や、経験豊富な研究者ともなればそれ以上を目指すこともできます。
次に、研究職の派遣人口は意外に少ないです。
そのため、派遣先でも重宝されがちです。
せっかく知識や技術を教えたのに、更新せずに終了させて、また新しい派遣を一から育てるというのは派遣先でもしたくはありません。
よっぽどの素行不良などをしない限り、更新期間ギリギリまで契約してくれる事でしょう。
以上のことから、派遣されている期間中は収入が発生しているので生活の不安を覚える事もありませんね!
デメリット
- ボーナスや交通費が無い
- 昇給がし難い
派遣の宿命ともいえる事ですね。
派遣全体の時給制の割合は90%を超えています。
そして、大体の派遣社員にボーナスや交通費は支給されません。
正社員と違って、昇給もあまり期待できません。
長い間、登録型派遣の仕事を続けるのはおススメしません!
私は、10年以上、登録型派遣で働いていました。
その間の時給は100円も上がりませんでした。
きりを見て紹介予定派遣か常用型派遣に切り替えましょう!
登録型派遣と常用型派遣の違いについてはこちらに詳しく紹介していますのでよろしければどうぞ。
【派遣社員から見た】派遣ってどうなの?メリット・デメリットを調べてみました!
おススメ
最後は、おまけですが、知っておくと少しは役に立つかもしれません。
知り合いを作る
研究職だけでなく、派遣社員全般に言える事です。
派遣先には正社員のほかにも違う派遣会社の人も働いています。
そういった人と仲良くなって交流を深めるというのは、結構重要な事だと思っています。
同じ派遣会社で派遣されている人とも交流を深めて下さい。
他県から派遣先に来たという人も少なくないと思います。
知り合いを作れば、休日に遊びに行ったりと自分の周りの環境が良くなると思います。
独身ならなおの事、いつも1人では生活に何の刺激もありません。
「1人が好きだ」という人も中にはいると思いますが、勇気を出して一歩前に進んでみて下さい。
情報収集をする
働きながらも、いろいろな情報を収集していきましょう。
中には自分にとって、とても良い情報を得たりもできます。
わたしのときは、登録型派遣から常用型派遣に切り替えることができました。
前に働いていた所で違う派遣会社の人に誘われて今の職場にいます。
おかげで、収入面での不安がなくなりました!
このように、自分のキャリアアップにも役立ちます。
ぜひ、アンテナを伸ばしていろいろ情報収集してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか、ここでは
- 仕事の環境のメリットとデメリット
- 働き方のメリットとデメリット
- 収入面のメリットとデメリット
を説明して参りました。
私の印象ですが、基本的に研究職の仕事は他の派遣の仕事と違って楽だと思います。
夏は涼しく、冬は暖かいし、実験のない時は待機時間として勉強をしたりと、何かと自由に過ごせるからです。
派遣先の職場にもよりますが、待遇的には悪くないところが多いと思います。
そして、自分のキャリアを伸ばすには最適だと思います。
この情報が、研究職の派遣を考えている皆さんのお役に立てれば幸いです。
良い研究職ライフをお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
コメント